花田農園の紹介
私たち農園は、農作物の基本となる『土』にこだわっています。青森県弘前市の土壌は「火山灰土壌」と呼ばれており、火山灰が大地に降り積もり、これに有機物が分解した腐植と結合してできた土壌です。過剰な栄養を含んでいない弘前市の火山灰土壌は、生産効率は低いものの、甘くて美味しい質の良いりんごを育てるのには最適です。また、切り落とした野菜のかけらと米ぬかや稲ワラを混ぜて有機堆肥を作り、それをりんごの樹木に施しています。 この有機堆肥のおかげで土の活性があがり、農薬を減らしても病気に負けないりんごの木になります。
自然が生んだ土壌に加えて、昔ながらの有機物による堆肥を使い、自然循環型の農業を行うことで『花田りんご』はうまれます。
減農薬農法で安心安全なりんごへ

私たちの農園は、農薬を青森県比5割減、化学肥料(窒素成分)は使わず栽培しています。
除草剤は一切使用せず、専用の草刈機で地表の草刈をします。手間はかかりますが、りんご作りの一番大事な「土を大切にする事!」を守っています。
毎年、「特別栽培」の書類審査と現地調査を受け、農林水産省より基準を満た園地として認証されています。
農園の四季

5月下旬、雪が畑から消え、枝の剪定作業を終え、推肥を施して、やっと待ちに待ったりんごの花の開花です。この時期に有機堆肥を施します。
6月~7月上旬は美味しいリンゴになるように、良い実のみを残して他は落とします。
8月中旬を過ぎると、朝・夜が涼しく津軽のりんごは、この寒暖差で美味しくなります。
9月~11月になると大きくなったりんごの収穫の時期をむかえます。